「大阪中之島美術館」2022年2月2日開館へ 6000点超えの作品から代表作を選び公開

みんなの経済新聞ネットワーク

 

「大阪中之島美術館」(大阪市北区中之島4)が3月17日、2022年2月2日に開館することを発表した。

 

1983(昭和58)年に美術館構想が発表されてから約40年の月日を経て、ようやく開館日が決定した同館。「大阪と世界の近代・現代美術」をテーマとするコレクションを核に、アートの新たな価値を提示する展覧会や多彩なイベントを開催し、「発信力と創造力をもつプラットフォームとなること」を目指す。

 

フロアは、1階にショップエリアやホール、ワークショップルームを設置し、2階には芝生広場、チケット売場、親子休憩室、4、5階には展示室を設けるフロア構成で運営する。

 

オープニングとなる展覧会「Hello!Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」では、これまでに所蔵した6000点を超えるコレクションから代表作品を選び、全展示室を用いて一堂に公開。コレクションに親しみを持ってもらえるよう作品にまつわる99の物語も併せて紹介する。会期は、2022年3月21日まで。4月9日からは、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどる「モディリアー二展 ―愛と創作に捧げた35年―」を予定している。