岸田首相「ワクチン接種、11月の早い時期に完了目指す」

毎日新聞

 

岸田文雄首相は13日、参院本会議での各党代表質問で、新型コロナウイルスのワクチン接種について「希望する全ての方への接種を11月の早い時期に完了することを目指す」と述べた。「10~11月の早い時期」を目指していた菅政権の方針を踏襲する。公明党の山口那津男代表が「第6波の流行も想定した対策に万全を期す必要がある」と求めたことに対して答弁した。

 

山口氏はまた、核兵器の保有や使用を禁じる核兵器禁止条約の第1回締約国会議にオブザーバー参加するよう求めたが、首相は「ご指摘のような対応よりも、我が国は唯一の戦争被爆国として核兵器国を関与させるよう努力していかなければならない」と述べ、オブザーバー参加に慎重な考えを示した。

 

一方で、首相は核不拡散や核保有国の核軍縮交渉を義務づけた核拡散防止条約(NPT)を重視する姿勢を強調。来年1月に予定されるNPT再検討会議で「核兵器のない世界に向けて意義ある成果が得られるよう関係国と緊密に連携する」と述べた。