羽田、国際線発着スポット新設 30年目標、地方乗り継ぎ便利に

共同通信

 

国土交通省は31日、国内線が発着する羽田空港第1、第2ターミナル間に、国際線発着スポットを新設する方針を固めた。国際線は両ターミナルから離れた第3ターミナルに主に集約され、国内線乗り継ぎに時間がかかっており、利便性を向上させる。2030年の利用開始を目指しており、便によってはスムーズに地方路線へ乗り継げるようになる。

 

第1、第2ターミナルの間には首都高速道路湾岸線が通っており、南側エリアに道路を覆う形で人工地盤を整備する計画。第1と第2ターミナルが地上でつながる見通しだ。2022年度予算の概算要求に関連費用を盛り込み、技術的な検討を進める。