自民党総裁選、9月17日告示・29日投開票 党員投票も実施へ

ロイター

 

自民党は26日、9月30日の総裁任期満了に伴う総裁選について、17日に告示、29日に投開票を行う日程を正式決定した。総裁選選挙管理委員会の野田毅委員長が発表した。

 

1人1票を持つ党所属の国会議員票(26日時点で383票の見通し)と、党員・党友による地方票の合計数で争う。地方票は議員票と同数になるよう換算、全国の得票数を「ドント方式」で各候補に配分する。

 

緊急時は党員投票がない両院議員総会で選出できる。議員票は1人1票だが、地方票は47都道府県に3票ずつ割り当てるため141票となる。2020年に安倍晋三前首相の辞任表明に伴って実施した総裁選はこの仕組みで執り行った。