空飛ぶ車、24年実用化目指す 大阪、USJと夢洲結ぶ

共同通信

 

大阪府の吉村洋文知事は8日の記者会見で、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」の開発企業「スカイドライブ」(東京)と連携協定を結ぶと発表した。2025年大阪・関西万博を見据え「24年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンと万博会場の夢洲を結ぶなど、大阪湾での実用化を目指す」と言及した。

 

スカイドライブはトヨタ自動車出身の技術者らが設立し、空飛ぶ車と物流ドローンの開発などを手掛ける。協定は14日に同社と大阪府、大阪市の3者で締結される。協定に基づき空飛ぶ車の実証実験の他、必要性や利便性を市民に周知するなどの広報活動を共同で行う。