マンション価格、4年連続最高 平均4971万円、建築費上昇―20年

 

不動産経済研究所(東京)が24日発表した2020年の新築マンション発売価格は、全国平均で1戸当たり4971万円だった。前年比3.8%上昇し、4年連続で過去最高を更新した。人手不足に伴い全国的に建築費が上昇し、マンションの値上がりが止まらない。

 

平均価格は首都圏が1.7%高い6083万円と、バブル経済で不動産が高騰した1990年(6123万円)に迫る水準。近畿圏は8.1%上昇し、ほかの主要都市でも仙台市、名古屋市、広島市、福岡市で前年を上回った。