五輪選手の検査、毎日実施も 変異株でコロナ対策強化

共同通信

東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス感染対策で、選手に対する検査を毎日実施する案が出ていることが15日、分かった。現行計画では少なくとも4日に1度だが、変異株の出現を受け、大幅に頻度を増やす方向で関係機関が検討に入るもようだ。複数の関係者が明らかにした。

 

検査費用や人員といった課題も多く、一般市民の検査に支障を来さないことを前提に、実現可能かどうかを慎重に検証する。事前合宿地やホストタウンでも同様の対応ができるか検討する見通し。大会組織委員会の橋本聖子会長は9日の共同通信などとのインタビューで、検査頻度を増やす考えを示していた。