参加者5600人中1200人が来場 コロナ禍で初の“大規模国際会議”京都で開催
MBSニュース
新型コロナウイルスの感染拡大以降で国内では初めての大規模な国際会議が京都で開かれています。これまでの国際会議とは少し違った光景が広がっています。
(記者リポート 京都国際会館 3月7日)
「海外からのVIPが会場に入ってきました。コロナ禍で日本初めての大規模な国際会議が開かれます。」
3月7日から京都国際会館で行われている国連の「犯罪防止刑事司法会議」(通称:京都コングレス)。参加者5600人のうち、大半はオンライン対応となりますが、約1200人は会場で会議に臨みます。
国際会議では恒例の握手やハグなどは見られません。会場内は非接触が徹底され、案内はタブレット越し。各国の代表らは会場と宿泊先の往復以外の外出は禁止されるなど、異例尽くしの国際会議となります。
(上川陽子法務大臣)
「(オンラインではなく)目と目で直接言葉を交わすということによりまして、お互いの信頼関係の構築には大変重要である。色んな意味でこの国際会議の知見は生かしていくべきだと。」
オンラインと対面の併用はコロナ禍の国際会議にとって重要な試金石となりそうです。