塩野義製薬 国産ワクチン来春実用化へ オミクロン株への有効性も

テレビ大阪ニュース

 

国内初のワクチン接種の実用化を目指す塩野義製薬は、来年春を目処に実用化への考えを示しました。

 

「コロナ後の日本と関西経済」をテーマにテレビ大阪が開いた緊急シンポジウム。 塩野義製薬の手代木功社長は、ワクチン開発が最終的な治験に入り、来年春にも実用化したいと述べました。

 

「COVID-19に研究開発領域の7~8割を一点集中で(開発)している。(来年)3月をめどに厚生労働省に申請をして、4月以降に(塩野義製薬を)選択肢の一つとしてお加えいただけないかと」

 

塩野義製薬は、オミクロン株にも有効性があるのかを確認するとともに、重症者向けの経口薬についても安全性が確認されれば、国に緊急的な使用措置を求める方針です。