大阪の『道頓堀』『心斎橋筋』など路線価を“減額補正” 外国人観光客の激減が影響

MBSニュース

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大阪・ミナミの地価が大幅に下落したことから、国税庁はミナミエリアの路線価を減額補正しました。

 

減額補正されたのは『道頓堀1丁目』や『心斎橋筋2丁目』など13のエリアで、“2%~10%”引き下げました。

 

路線価は相続税贈与税を算定する基準となる土地の評価額で、地価をもとに作られます。大阪国税局によりますと、去年10月~12月の対象13エリアの地価は、外国人観光客の激減で20%~30%程度下落したということです。

 

今回、道頓堀1丁目・心斎橋筋2丁目・宗右衛門町は今年1月に続いての減額となりました。今年1月と今回、減額補正されたのは全国の中で大阪だけでした。