大阪市の大規模接種会場は「1日3500人想定」

産経新聞

 

大阪市松井一郎市長は13日、市独自に開設する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場での接種について、少なくとも1日3500人の接種を目指すと明らかにした。6月から始めて7月末までに65歳以上の接種を終える想定で、進捗(しんちょく)次第で高齢者以外にも対象者を広げるという。

 

大阪市民が対象で、市の大規模接種会場は人工島、咲洲(さきしま)の国際展示場「インテックス大阪」(同市住之江区)に開設。月内にも国が承認する米モデルナ製を使用する。午前9時~午後9時で実施し、土・日曜日と祝日も稼働させる。市中心部などからシャトルバスを運行する。予約の開始日は未定。

 

設置に向け、市は現地で予診や接種後の状態観察に従事する医師を募集する。報酬の日額は月~土曜日が10万5千円、日・祝日が12万円。松井氏は記者会見で、「応募した全ての方にご協力をいただきたい」と述べた。