大阪IR、28年にも開業方針 オリックス・MGM連合
大阪府・市が誘致をめざすカジノを含む統合型リゾート(IR)について、事業者公募に唯一応じた米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が、2028年にも開業し、総額1兆円規模を投資する方針であることがわかった。具体的な事業計画を示す提案書を20日、府市に提出した。コロナ禍で大型集客施設のあり方が見直されるなか、想定通りの大規模なIRを実現できるか注目される。
事業者に求める具体的な条件を示す府市の実施方針は、IRの開業の時期を「20年代後半」としていた。2万平方メートルの展示施設や、10万平方メートル(2千~2500室規模)の宿泊施設を備えれば、部分開業を認めるとも明記している。