大阪IR事業者、新たな応募なし 米MGM・オリックスの公算大

共同通信

 

大阪府と大阪市は6日、誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の運営事業者を追加公募したところ、新たな応募はなかったと発表した。公募にはこれまで、米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同事業体1組が応募しており、事業者に決まる公算が大きい。

 

大阪市の松井一郎市長は6日、市役所で記者団に「MGMは非常に経営が苦しい中でも大阪IRを続ける意思表示をしている。パートナーとして誠意を持って対応できている」と評価した。府市は今後、MGM側からの事業内容の提案書を審査し、9月ごろに事業者として決める見通し。