最終提案のIR施設イメージを公開 横浜市

 

横浜市はカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向け、2つのグループが公募で最終提案した施設のイメージ図などを公開しました。

 

横浜市役所で27日に展示が始まったのは、2つのIRの事業者による提案で、「スパーク・ヨコハマ」と「ベイ・シティ・ヨコハマ」というコンセプトがそれぞれ付けられています。

 

関係者などによりますと、提案したのはゲンティン・シンガポールなどで構成するグループと、メルコリゾーツ&エンターテインメントなどで構成する、合わせて2つのグループですが、展示では社名は非公表です。

 

誘致想定地の山下ふ頭の模型には、曲線的な外観や建物の中央から光が放たれるものなど、特徴的なデザインが設計され、施設内部のイメージも一部公開されています。

 

横浜市IR推進室の天下谷秀文室長は「目的に応じていろいろな体験や活用ができるのがIR。 IR自体を皆さんに分かっていただきたい。 賛成・反対に関わらず、いま皆さんにお伝えできる情報を少しでも調整できたものは多くということで展示している」と話しています。

 

市は提案を受け、この夏頃にも事業者を選定するとしていて、展示は横浜市役所で8月7日まで行われています。