関空入国者に抗原検査キット無料配布へ

毎日新聞

 

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、大阪府の吉村洋文知事は2日、関西国際空港を利用した全入国者に対し、抗原検査キットを無料配布する考えを明らかにした。政府の指定施設での隔離期間を終えた後も感染の有無を自身で確かめるよう求め、水際対策を強化する。

 

政府は水際対策として11月30日以降、全世界からの外国人の入国を原則禁止。日本人については、自宅などで14日間の待機を求め、指定された国・地域からの帰国者は14日間のうち到着後3~10日間は指定施設で過ごすよう定めている。

 

府は関空からの入国者に最大3回分の医療用抗原検査キットを配布。自宅待機中は3、4日おきに各自で検査し、陽性なら保健所に連絡するよう求める。