首都圏住宅地価格、3四半期連続のプラス

不動産流通研究所

 

野村不動産ソリューションズ(株)は9日、2021年4月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。調査地点数は168ヵ所。

 

21年1~3月期の平均変動率は1.0%(前回0.7%)と、3四半期連続のプラスとなった。エリア別では、東京都区部が1.5%(同0.8%)、東京都下が1.0%(同0.2%)、神奈川が0.8%(同0.2%)、千葉が1.1%(同1.1%)。4エリアで前回よりプラス幅が拡大した。埼玉は0.6%(同1.1%)と縮小。

 

「値上がり」を示した地点は41.7%(同22.6%)、「横ばい」が57.1%(同75.0%)、「値下がり」が1.2%(同2.4%)。

 

年間ベースでの首都圏エリア平均変動率は1.3%(同0.3%)で、2四半期連続のプラス。「値上がり」地点が44.6%(同26.8%)と増加。「横ばい」が42.9%(同54.8%)、「値下がり」が12.5%(同18.5%)と減少した。