3回目ワクチンの大規模接種会場 大阪府は1月に開設前倒し

毎日新聞

 

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、大阪府の吉村洋文知事は7日、府が開設を予定している大規模接種会場の運営開始時期を2022年1月にする意向を明らかにした。政府が2回目接種からの間隔を短縮する方針を示したため、運営時期を前倒しすることにした。

 

府庁で記者団に語った。府の大規模接種会場に関して吉村知事は当初、高齢者への接種が本格化する22年2~3月の開設を目指していた。だが、政府は新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大などを警戒。2回目の接種からの間隔を原則8カ月から6カ月に短縮することを認める方針に転換した。

 

吉村知事は府が開設する予定の会場3カ所のうち、少なくとも1カ所は来年1月から運営すると表明。「『第6波』が到来するまでに、希望する高齢者への接種を急ぐことが重要だ」と述べた。