9月末までに全対象者分確保へ 追加供給で実質合意
FNNプライムオンライン
新型コロナウイルスのワクチンをめぐる、菅首相とファイザー社のブーラCEO(最高経営責任者)の電話会談について、ワクチン接種を担当する河野規制改革相は、ワクチンの追加供給で実質合意し、日本のすべての接種対象者のワクチンを、9月末までに確保できる見通しとなったことを明らかにした。
菅首相は、17日の電話会談で、ファイザー社製ワクチンの追加供給を要請し、ブーラCEOは「追加供給などに向けた協議を迅速に進める」と応じた。
河野規制改革相「9月の末までに日本が入手できるすべてのワクチンで、接種対象者のワクチン接種を完了できる。それに足りる分だけ、ファイザー社にも追加で供給をお願いした。総理とCEOでクローズした。実質的に合意はなされている」
河野大臣は、18日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」でこのように述べ、菅首相とブーラCEOが追加供給で実質合意し、16歳以上の接種対象者のワクチンを、すべて9月末までに確保できるとの見通しを示した。