搭乗手続きにデジタル証明、羽田

コロナで実証実験、全日空便

共同通信

 

新型コロナウイルスのPCR検査結果やワクチン接種履歴をスマートフォンのアプリで表示する世界共通のデジタル証明書「コモンパス」を利用した搭乗手続きの実証実験が29日、羽田空港を出発する全日空便で実施された。日本発着便では初めての試みで、出入国手続きの迅速化を目指す。

 

全日空などによると、コモンパスは渡航者の健康状態が受け入れ国の入国基準を満たすかどうか検証し、検査結果をデジタル証明する仕組み。世界経済フォーラム(WEF)などが開発を進める。通常は紙でやりとりされる検査証明書をデジタル化。世界各国での実用化につなげたい考えだ。