1人当たり名目GDP、日本はOECD中19位 20年

時事通信

 

内閣府は24日、2020年の日本の国民1人当たりの名目GDP(国内総生産、ドル換算額)が経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中、19位だったと発表した。

 

前年と同じ順位。

 

日本の1人当たり名目GDPは、前年比1.3%減の4万48ドル。円高・ドル安が進んでドル換算での押し上げ効果はあったものの、新型コロナウイルス下の景気悪化が響いた。順位は13年以降、18~20位の間で低迷が続く。

 

首位はルクセンブルクで、スイス、アイルランド、ノルウェーなどが続いた。米国は5位。

 

総額で見た20年の日本の名目GDPは5兆397億ドル。前年同様、米国、中国に次ぐ3位だった。