「日本経済は来年前半にはコロナ前に戻る」との見通し 日銀の黒田総裁が示す

CBCテレビ

 

日銀の黒田総裁、GDPのマイナスにも「日本経済は来年前半にはコロナ前に戻る」との見通しを。

「 日本経済は徐々に回復していくとみています」  (日本銀行 黒田東彦・総裁)

 

日本銀行の黒田東彦総裁は15日、名古屋市内のホテルで東海地方の企業や銀行関係者らと、1年9か月ぶりとなる対面での懇談会を行いました。

 

景気の見通しについて黒田総裁は、ことし7月から9月期の実質GDPが、年率換算で3.0%減少となったものの、原因を緊急事態宣言などの影響として「日本経済は徐々に回復していく」と強調。

 

供給の制約による輸出や生産への影響は受けつつも需要自体は堅調で、来年前半には新型コロナ感染拡大前の2019年の水準を、概ね回復できるとの見通しを示しました。